第45回全青司かながわ全国研修会

主催:全国青年司法書士協議会  主管:神奈川青年司法書士協議会

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第8分科会

大人社会で生きる共生力を育む児童養護施設法律教室

担当 広島司法書士青年の会

【開催趣旨】

この分科会は、次の方々を対象とした分科会です。
①うちの会、やってない。でも、興味ある。
②うちの会、やってる。でも、参加したことない。
③参加したことある。けど、他の会、気になる。

「うちの青年会、児童養護施設で法律教室をしてないけど、うちでもできないかな。ちょっと興味あるな。」という方や、「うちの青年会、児童養護施設で法律教室をしてるけど、ちょっと、ハードルが高いんだよね。一度、参加してみたいとは思うけど、児童養護施設での法律教室って、どんな感じだなんだろう。」という方、「うちの青年会は、児童養護施設で法律教室をしてるし、自分も参加してるけど、他会は、どんなコンテンツ作りをしてるんだろう。気になるな。」という方、その他、子どもの人権問題に関心のある方などなど、この分科会のタイトルを見て、ビビッときた方の参加をお待ちしております。
皆さんは、児童養護施設をご存知ですか?施設では様々な事情から、親と暮らせない子ども達が共同生活を送っています。施設には限られた人数の職員しかいないので、子どもたちにとってはその職員が一番身近な大人であり、社会との窓口とでも言うべき親を通して垣間見ることができる大人社会を見ないままに、大きくなります。親と一緒に暮らしていれば、経験できたであろう「小さな失敗」をすることがないままに、社会に放り出されてしまうのです。
この分科会を担当する広島会では、これまで多くの児童養護施設で「大人社会に出たときに生かせる」知識・情報を、失敗例を通じて学んで欲しいという思いと、「大人社会を生き抜く力」を育んでもらいたいという思いで、司法書士による法律教室を開催してきました。私たちが訪れると、はじめは興味と疑心暗鬼が入り混じった目をしている子ども達も、寸劇が始まると会場に笑い声が響きます。グループディスカッションでは、普段発言しない子が積極的だったり、思わぬ子がリーダーシップを発揮したりと、私たちだけでなく、施設の職員の方も驚かれたりします。毎年、訪れている施設もいくつかあるため、子ども達や施設の先生方の期待に応えられるようなコンテンツを作るのが大変ですが、子ども達が喜ぶ姿を想像して、ニヤニヤしながら寸劇のシナリオを考えたり、子ども達の反応を想像しながら法律教室の組み立てを考えたりする時間は、至福の時です。こちらの想像どおりに子ども達が反応してくれたり、こちらの想像をいい意味で裏切るような反応を見せてくれた時は、本当に、子ども達の柔軟性と学習能力、潜在能力は無限で素晴らしいと実感させられ、「次の作品」を作るモチベーションになります。
この分科会では「大人社会で生きる共生力を育む児童養護施設法律教室」と題し、まず、そもそも児童養護施設とはどのような施設なのか、そこでの法律教室とはどのようなものなのか、中学校や高校で行なわれている法律教室と何が違うのかといった前提知識を学びます。その上で、法律教室の実演を見ていただき、また、実際に法律教室の開催準備を体験していただくことを予定しています。今まで児童養護施設での法律教室に携わったことがない方でも、十分に知って学んで楽しんでいただける内容となっています。
児童養護施設で暮らす子ども達の「大人社会で生きる共生力」を育むために私たち司法書士が出来ることは何なのか。正解のない問題を、一緒に考えてみませんか。

【研修内容】

第1部 広島会の実践報告及び実演
第2部 参加者のみなさんで、実際に児童養護施設での法律教室のコンテンツ作り
(内容は予告なく変更することがあります。)

公開日:
最終更新日:2016/08/08